むちうち症とは?
むちうち症は、追突、衝突などの交通事故、または急停車などによって首がむちのようにしなったために起こる症状の総称。
事故当日よりも翌日以降
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むちうち症は、追突、衝突などの交通事故、または急停車などによって首がむちのようにしなったために起こる症状の総称。
事故当日よりも翌日以降に症状が出てくることが多いようです。


【むちうち症の種類】
◎頚椎捻挫型
(むちうち症の70%~80%は頚椎捻挫型と言われています。)
- 頭痛
- 首や肩の痛み(首を後に反ると痛み増強)
- 首の運動制限
◎神経根症状
◎バレー・リュウ症候群
(事故後、少し時間が経過(2W~4W)してから現れると言われています。)
◎脊髄損傷
- 腕の痛みやシビレ
- 足の痛みやシビレ
- 知覚障害や歩行障害
◎脳背髄液減少症
治療期間中によく患者さんから訴えられる「むちうち」の症状
- 事故当初より痛む場所があちこち動くような感じがする。
- 天候の変化(特に気圧)や寒さ、湿度などにより体調が変化する。
- 夕方や朝方に痛みやシビレが増して辛くなる。
- いったん落ち着いたと思った症状が出たり消えたりと落ち着かなくなる。
- 集中力がなくなり、長時間の仕事が困難になる。
- 頭痛、だるさ、無気力感、全身の疲労感、不眠等体調が狂う。
- 加害者側損保会社の不誠実な対応による、心理的ストレスなど。
頚椎捻挫の治療期間の目安
☆軽度→2~4週間程度
☆中度→4週間~3ヶ月程度
☆重度→3ヶ月~半年・数年(交通事故などによる後遺症があると長期となる
むちうち症の治療
事故当初は頚椎カラー等を使用して、安静を保持するのが大切です。
尚、炎症が強い場合は、アイシング等の処置が有効となります。
また、3日間~5日間程度経過した段階では、アイシング療法から温熱療 法やマッサージなど、状態を確認しながら少しずつ治療内容を替えて行きます。
温熱療法やマッサージでは、血行の流れの促進を計り、人間が本来もっている自然治癒力の作用を最大限に引き出すことを目的として、治療を行い ます。